早いものでM1000RRも我が家に来てから12ヶ月が過ぎようとしています。走行距離はあまり伸びておらず、初回点検と12ヶ月点検を同時に行うと言った状況でした。今回はBMWmotorradのディーラーによる点検時の交換部品や、かかった費用をまとめてみたいと思います。
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M1000RRを1年乗ってみてわかったこと
点検項目
請求書の項目には、
「初回点検を含む法定点検及び製品(12ヶ月)」
と書かれていました。通常ですと、初回点検時にエンジンオイルを交換し、その費用を支払うことになるわけですが、今回は12ヶ月点検も同時になります。点検項目ですが、
- 法定点検及び整備 19,800円
- フィルターを含むエンジンオイルの交換 15,268円
- 前後ブレーキフルードの交換 3,674円
- 合計 38,742円
ということになりました。エンジンオイルはADVANTEC ULTIMATE 5W40を4リットル。シールリングを交換しています。明細にはフィルターの名称が書かれていませんでしたが、交換されているようです。
過去の記事でクラッチの遊びが大きくなったという話をしましたが、クラッチワイヤーの調整に関しては費用を取られませんでした。これは初期点検であったり3年保証のうちに含まれるのだと思います。
意外と安かった
M1000RRということで、どんな予想外の費用がかかるかと思いきや意外と普通の値段で、RnineTと変わらないのかなといった感じでした。M1000RRはサービスインクルーシブにも加入することができないので点検費用は必ずかかります。とはいえオイル関連の交換しかしていないのでそこまでかからないといえばかからないのですが、整備費がもっとかかるのかもと予想していたのでこれに関しては嬉しい誤算でした。
特にトラブルなし
最近のバイクは様々な部位を常に監視しています。エラーが出た場合は走行できるできないに関わらず、記録されているようです。私が過去にR1250Rに乗っていた際、同じく点検を実施したのですが、エラーログが一つ出ていました。内容は燃料キャップのエラーとのことでした。その後そのエラーは消えていたので問題ないと判断しましたと言われましたが、そんなところにもエラーコードが存在するようです。ちなみにこれは私が燃料キャップをちゃんと閉めておらず、走り出してから気がつき、閉めたということがあったのですがこの時のエラーだと思っています。
M1000RRの場合は一切のエラーすら出ておらず全く問題ないとのことでした。とはいえ900kmしか走っていないのですからこれくらいで壊れてしまっては困ります。ネットの記事を見ているとM1000RRのエンジン不良が起きたなんてものも見ます。私の車体もこれからどうなるかわかりませんが、このまま何もなく過ごしてもらうの祈るばかりです。
禁断のレッドゾーン
さて、初回点検の一番の目玉はやはり回転数の上限解放です。M1000RRは慣らし運転中、9,000rpmが上限の回転数でしたが、これで15,100rpmまで回すことが可能です。こんな回転数を公道ではまず使うことはできませんがこの解放を試すうってつけのステージが用意されています。
そう、数日後にサーキットの走行を予定しており、ここで初めてM1000RRを全開まで回してみるつもりなのです。スーパースポーツの常時全開など全くやったことがないのでかなり怖いと感じていますが、せっかくのサーキットですので存分に楽しんでみようと思っています。とにかく転倒しないことが目標です・・・。
最後に
M1000RRの法定点検費用はいかがだったでしょうか。バイクの中ではかなり車両価格が高い部類ではありますが、意外と普通の金額でした。これで年間の維持費がある程度わかってきたので今度はその辺もまとめてみたいと思います。