K&Hシート 使用数ヶ月レビュー RninTに導入したシートは意外と滑る

先日K&Hにて購入したRnineT用のシートですが、購入して数ヶ月が経ちました。見た目は申し分ないと考えており、あとは実際に座った場合どんなものかと何回かツーリングに行きました。ということで数ヶ月使ってみた感想を書いていきたいと思います。




思った以上に滑る

純正のシートに関してはある程度グリップ力が高く、滑る印象は全くありませんでしたが、このK&Hのシートは結構滑ります。ただこれは素材の特性ということもあり、K&H製のものが全般的に滑るというわけではありません。K&Hのカタログでは滑りにくい素材というものも存在しているのでより摩擦力を高めたい場合はそちらを選択するということも可能です。

もちろん私はそういった機能よりも見た目を重視した結果なのでこれが滑ることを割り切ることは可能ですが、やはり滑るものは滑ります。選択した素材は「アンティーク○○」といった生地であり、同様の素材を選択する場合は注意が必要かもしれません。

シートが滑ると前へ前へとお尻が動いてしまいます。RnineTは思った以上にハンドルが遠いバイクなので、ノーマルシートでは摩擦力で良い位置にお尻があったのに、新しいシートの場合どんどん前に動いてしまいます。これがライディングポジションを狭めるような形になってしまい余計に疲れるということがわかりました。




意外とお尻も痛くなる

お尻が前へ出てしまうという問題からお尻が痛くなるということも考えられますが、シート自体もノーマルシートに比べてお尻が痛くなりやすい印象です。シートを装着した記事でも書いていますが、座ってみた感じ、底付きしているような印象を持ちました。裏面の空いている穴に指を入れてみるとウレタンでできているのはわかるのですが、タックの部分がただのスポンジなのか、そもそも厚みが違うのか、密度が違うのかわかりませんが、純正シートの方がしっかりしている印象です。

しかしあくまでも印象だったので特別問題ないだろうと思っていましたがやはり長時間乗っていると、純正シートに比べて私が採用したシートの方がお尻が痛くなるのが早い印象です。ノーマルシートの場合、4時間はそれほど苦なく座っていられるのですが、K&Hシートの場合は3時間ほどで痛いなと感じるような感覚です。

とはいえ致命的に痛いということはなく、痛いけど普通に我慢できるといったレベルなので、基本的にはノーマルシートに付け替えるという予定はありません。しかし北海道ツーリングや何日も毎日8時間くらい乗るといった超ロングツーリングを実施しする際はノーマルに戻したほうが良いのかもしれないと感じました。K&Hのシートは純正シートを張り替えるわけではなく、新たなシートが納品されてきますので付け替えることができるのが良いところですね。




最後に

ということでRnineT用K&Hシートの数ヶ月使用してみた感想でした。やはり純正は良くできているなと感じることもできましたが、純正にはない自分オリジナルの配色はバイクにマッチしており、素直にかっこいいと思っています。K&Hシートの性能も純正に比べて低いといったことを書きましたが、普通に満足いくレベルなので、今のところは純正シートに戻すということはせず、これからもK&Hシートを装着した状態でRnineTライフを楽しんでいきたいと思います。

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