GO SHARE gogoro2 乗ってみた感想

先日石垣島へ旅行に行ってきましてその際にGO SHAREという電動バイクレンタルシステムを利用しました。使われているバイクはgogoro社製の2シリーズというもので125cc相当の電動バイクです。今回はこのレビューをしていきたいと思います。




gogoro 2シリーズとは

まずgogoro 2シリーズに関してですが、台湾の会社で、いくつかの種類がラインナップにあります。その中で125cc相当に当たり、日本の公道にも丁度良いサイズ感です。電動バイクということで当然ガソリンは使用しません。電気がなくった場合、充電するところは変わりませんが、バイクに直接コードを挿すという方法ではなく、電池を丸ごと交換してしまうという方式をとっています。

詳しくは英語にはなりますが、ホームページを参照してみてください。

https://www.gogoro.com

外観に関して

外観に関しては写真の通り青っぽい緑。これは石垣島の海の色を表しているのかな?本家のカラーリングは4色でこの青の展開はありません。外見はポップなスクーターといった感じで、灯火類はLED。この辺は電動バイクって感じですね。

メーター周りもデジタル式です。




走行性能に関して

まず加速性能ですが、下道を走る分には問題ないレベルで加速します。出力は7kwということで馬力に換算すると9.5馬力となり、エンジン式の125ccと比較して若干力がないといえますが、日本の公道では最高60キロまでしか出せませんのでそういった意味では十分です。そして電気特有のトルクが特徴です。このトルクのおかげでスタートダッシュはかなり力強く、必要十分という性能を感じられました。

最高速に関しては70キロ前後といったところで、上り坂では50キロ台まで落ち込むことがあったのでこの点は馬力が足りていないという感じでした。石垣島の観光において、アップダウンはがある道もそこそこあるので力不足を感じるシーンもあったわけですが、道が空いているのでそれほど気にならなかったとも言えます。

ブレーキに関しては止まらないことはないけどかなりギュッと握らないといけないという感想です。これに関しては感覚的にもう少し効きが欲しいなといった印象。二本指で操作する癖がついているので力が必要でした。

剛性感に関してはしょうがないのでしょうが、非常に弱く60キロが限界といった感じ。動画を撮影しようとカメラマウントを取り付けると振動が凄すぎて断念するレベル。とはいえカメラをつける人はそうそういないと思いますのでこれも必要最低限かなといった感じでした。

収納に関して

スクーターといったら収納。とはいえこいつは電動バイクでバッテリーが積まれています。容量をかなり圧迫するかなと思いきやそこそこの容量を確保しています。この車体には半ヘルを2個程度収納することが可能ですので十分な容量。航続距離を延ばそうとすると、さらにバッテリーを積むという構造になり容量は減るのかな。(当然構造上バッテリーを多く積むことは不可能)

また、この中にUSBポートが搭載されており、電子機器の充電をすることが可能です。ホテルに滞在する人はそこまで利用することはないかと思いますが、今回はキャンプでしたのでこの電源が非常に重宝しました。




連続航続距離

さて、電動車両のテーマとなる連続航続距離。ガソリン式の125ccクラスだと200キロ超えは当たり前。中には400キロに近い数値を出すこともあるとかないとか。これくらい走れば旅行中の給油などほぼ考えなくてもいいレベルとなりますが、電動バイクはそうはいきません。

ホームページでは170キロと書かれていますが、電池を交換し、満タン状態で80キロ走行可能と表示されます。30km/h程度で走ればそれくらいはいくのかもしれませんが、まずこのカタログスペックを満たすことは不可能ですね。

そして実電費ですが、私が使った感じだと大体60キロ超えたくらいで電欠。今回は二人乗りで使用していましたので、1人の時はもう少し伸びると思いますが、劇的に違いが出るかといえばそんなことはないと思います。

この時は電池マーク残り1個で走行可能距離は9.6kmと表示されている

フル充電で60キロと考えるとどうでしょうか。私の感覚では補給をして、エンプティ状態と言った感覚でした。どこへ行くにも充電ステーションのことを意識しなければいけなくて、ステーションをうまく経由したルートを考える必要があります。もちろん充電ステーションは石垣島全体に設置されているので詰むルートなどはないと思います。

カタログ値を過信すると電欠になる恐れがあるので交換は早めにまめに行うことが推奨されます。

電池交換に関して

電動系の乗り物は充電時間がネックとなります。急速充電で○○分などどうしても待ち時間が生まれてしまいますが、このGO SHAREに関してはその辺は心配ご無用。電池を丸ごと交換すればその瞬間完全充電状態になるわけです。時間的にもガソリンの給油以上に早く、石垣島のシステムでは電池交換自体はレンタル料金に含まれている形になるのでどれだけ走っても無料ということになります。航続距離の関係からどうしても交換回数は多くなってしまいますが、このスピーディな交換に関しては好印象です。

問題があるとすれば人が動き出す時間帯に、人が集まる充電ステーションで電池交換を行おうと思った場合、充電が完了しているバッテリーが存在しない可能性があるということです。私も1度だけ充電が間に合っていないタイミングがあり、87%充電されている電池ならありますがどうしますかと表示されたことが有りました。これがもっと少ない充電率だった場合、次のステーションに届くのか気になるところだと思います。

実際に石垣島で使ってみた感想

石垣島は小さい島という認識があると思いますが、GO SHAREでは少し広く感じました、レンタルショップの店員さんにも言われましたが、最北端に行く場合は必ず一番北にあるステーションで電池を交換してから行くようにしてくださいとのこと。でないと戻ってこれないということですね。

充電ステーションは5箇所

それから港の当たりは結構混んでいて流れに乗れないということはありませんでしたが、北に行くにつれて車が少なくなり、早い車だと70キロ〜80キロくらいで走行しているので、ほぼ追い抜かれます。

私の印象は石垣島の広さが限界かなと思いました。これ以上広くなると、充電ステーションを多く作らなければいけなくなりますし、不人気の場所などは稼働率も下がると思いますので、無駄も多くなってきそう。

不満点に関しては、ほとんどの部分で最低限ではあるが概ね良好としてますが、ライトだけはもう少しなんとかしたほうがいいかなと感じます。夜間の走行はめちゃくちゃ暗いですし、ハイビームに関してはよくこれを採用したなと言わざるを得ないレベルでした。

最後に

今回初めて電動バイクというものに乗り近未来を体験することができたと思います。車でも続々と電気自動車が発売され、この波はバイクにまで押し寄せるかと思います。車と違いバイクはどうしても積載の関係で大きなバッテリーを積めません。その結果がこのような少ない航続距離ということになります。バイクの電動化はバッテリーの技術革新がないとまだまだ難しいのかなと素人ながらに感じました。しかしそのうち世界中の研究者が驚くようなバッテリーを開発するかと思います。それもそう遠く無い未来で。その時は電動バイクが盛り上がり新たな世界ができるかもしれませんね。

とはいえ石垣島から帰り、RnineTに少し乗りましたがあの鼓動感は素晴らしい。私の心はまだまだ電動バイクに移行できそうにはありません。

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