RnineT AELLAアルミ削り出し可変ハンドル装着完了

以前の記事でAELLAアルミ削り出し可変ハンドル装着車を試乗し、注文を入れておいたと書きましたが、とうとう装着が完了しました。試乗していたのである程度の感覚はあったのですが、自分の車両に取り付けて感じることを書いていきたいと思います。

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AELLA RnineT用 アルミ削り出し可変ハンドルを試してみた




予定通りのデザイン

以前の記事にも書いた通り、取り付けられた様は直線的なデザインになっておりとにかくスタイリッシュです。実測で約100mm幅が短くなりハンドルを握るとコンパクトな姿勢に。この収まりの良さと、クオリティの良さに思わずニヤニヤしてしまいます。

ハンドルのアルマイト加工と、車体のトップの質感が違うので違和感が生まれるかなと思っていたのですが、意外と気にならなくて嬉しい誤算です。試乗車は少し気になったのですが、カラーリングの問題かもしれません。やはりアルミニウムにはシルバーが似合います。詳細は過去の記事にまとまっていますのでそちらを参照してください。

このハンドルにはスペーサーを入れる部分があり、スペーサーの厚さによってハンドルの高さが決まります。標準では9mmとなっていましたが、私は12mmを選択しました。これは試乗時に9mmだと少し低いかなと感じたからですね。しかし各寸法を比較してみると意外なことが発覚。




各種寸法

さて、各種寸法をカタログ値ではなく、実測で測ってみました。

幅は純正830mmに対してAELLAハンドル725mm。

前後方向は、タンクの鍵穴からバーエンドのラインを測り、純正、AELLAハンドルともに60mm。

ハンドル高さは地上から、純正1,005mm、AELLAハンドル1,015mm。

という結果になり、実はハンドル高さは1センチほど上がっているようなのです。9mmのスペーサーが取り付けてあった試乗車で低いと感じたのですが、おそらく9mmでも純正より数ミリ高いのではないでしょうか。なぜ低いと感じたかは測りきれない部分にありそうです。

私は12mmを選んだわけですが、乗った時の印象はハンドルの短い純正ポジションという感じで、全く違和感がありませんでした。AELLAのハンドルは直線的なデザインということで、各部位の角度も違います。その辺は私の測定技術では測れないのでどの部分が何度違うなどという数値かできないのですが何かが重なった結果、10mmほどハンドルは高くなっても違和感なく乗れているのだと思います。

問題点

実際に自分の車両にハンドルが取り付き、2時間ほどテストしたわけですがいくつか問題点もわかってきました。

  • クランプ式のスマホマウントなどがハンドルに取り付けられない
  • バイクを降りて押し引きする際の操作感が少しだけ大変になった
  • 値段が高い

といったところです。まずクランプ式が使えない問題ですが、これは試乗の時に予想していた問題です。ガレージに戻ってきて実際に自分のマウントを取り付けてみましたが、残念ながらつけられそうにありませんでした。クランプ1個だけなら右側のミラーの縦パイプに取り付けることができますが、左側のミラーにはETCのセンサーが取り付いており、つける余地がありません。カメラをつけるためには少し工夫する必要がありそうです。

バイクの押し引きに関してはハンドルが短くなった分ハンドルを左右に切るという行動が若干ではありますが重くなりました。これによってガレージに入れるときに少し大変になりましたが、これはすぐになれると思います。

最後は値段です。このハンドル本体の値段は79,750円(税込)。そこに工賃が入り、私の場合は13,200円(税込)でしたので、合計金額は92,950円ということになります。ハンドルを交換してこの値段はなかなか高い部類に入ると思います。これだけの金額をかけるなら、他の部位を改造することも視野に入り人によってはハンドルは後回しになるかもしれません。しかし私の場合は、一番の不満点がハンドルであったためこの選択で間違えていないと思っています。




最後に

いよいよ始まるRnineTの改造計画。第一弾はハンドルの交換でした。これからしばらく乗ればまた様々な気づきがあると思いますので何かが分かればこのブログでも紹介したいと思います。また今回の記事に関しては、文章より映像の方がわかりやすいかもしれませんので、下記にありますリンクからYouTubeの方も是非是非みてみてください。