冬のツーリングは錆との戦い

季節は冬となり、北側にお住まいの方々はバイクシーズンを終え、冬眠させているかとも多いかと思う。しかし、西側では1年通してバイクシーズンは終わらず、いつまでも乗り続けることができる。私も関東近辺に住んでおり、特別雪が降る日でなければ問題なくバイクに乗ることができるが、少し躊躇することも多い。寒さよりも錆だ。




冬の寒さはどうとでもなる

冬のバイクの嫌なところはと聞かれて大半の人が「寒さ」と答えると思う。人間自体が寒かったり、タイヤが温まりにくくグリップ力を得られないなど冬はどうしても暖かい時期に比べてリスクが高くなる。

しかし私にとってこの辺はあまり気にしていない。最近だと防寒着が非常に優秀であるため、寒すぎて辛いということはないし、バイクにもグリップヒーターが搭載されているため、冬だからと言って寒いと強く感じることはない(もちろん普通に寒いとは思うが)。

グリップに関しては、少し気を使わなければいけないが、そもそも峠道でガンガン飛ばすような走り方もしないし、そういった走り方を好む方も、冬はそんな走り方はしないだろう。もちろん急に雪が降るだとか、ツーリングが長引き深夜に突入し氷点下なんてことがあればかなり怖い思いをすると思うが、それもしっかりと予測していれば問題ない。そう、冬の気候など雪の降らない地域にとって大したことはないのだ。

問題は錆である。

錆との戦い

西日本ではあまり見られないと思うが、関東近辺の山道などは標高も高くなることから、雪は降らないが、軽々氷点下まで下がる地域はたくさんある。日中0度にすらならないくせに雪はなく、路面も乾いているという場所もたくさんある。

寒さ対策をしていれば問題なく走らせることができるのだが、問題は路面に融雪剤が撒かれている事。この融雪剤は金属に対して錆を進行させる。タイヤで巻き上げ、ラジエーターの部分や、リアサスなどに大量に付着する。その場合、しっかりと落としておかないと簡単に錆びてしまうのだ。

また固形になって地面に落ちている場合は後の処理がそこまで大変ではないが、水に溶けてしまっている場合は最悪。どこまで車体にかかっているか判断できずバイク全体を洗わないと落とせない。(個体の場合グリップ力が下がるのは問題だが)

過去に関東の山道を走った際、融雪剤が巻かれている道を通った。家に帰ってみると真っ白になっていたため、結構気合を入れて洗車を行った。1ヶ月後にBMWmotorraadに点検に行く機会があり、持っていくと、メカニックから、「融雪剤が巻かれている道を走りましたか?」と聞かれた。その通りと伝えると、「ボルト類が錆びていました。こちらで清掃しておきましたが、そういった道を走る際は清掃をしっかりした方がいいですよ」と言われた。

気合を入れて洗車を行ったにもかかわらず、そのように言われてしまったのだ。まぁ私の清掃が大雑把すぎたのが原因なのは間違いないが、それ以降どうも冬の道を走るのには抵抗がある。

冬に走る道

とにかく峠道や、そもそもの気温が低い地域、急な坂などには融雪剤が巻かれているケースが多い。そのため私は冬に走るのは市街地や温かめの幹線道路が多い。コーナリングを楽しむということは出来ないが、バイクにまたがり鼓動を感じるだけでも十分に楽しいのがバイクだ。




最後に

冬にも路面をあまり気にせず走ることが多い方は走り終わった日は下回りを確認することをおすすめしたい。ボルトの錆くらいであれば比較的簡単に交換することができるが、ボディが錆びてくると問題だ。バイクは車と違い金属剥き出しのことが多い。もちろん車も下回りは融雪剤が付着し、錆を生むが車の下回りを気にする人は少ない。目立たないということもあるし、整備がしにくいということもあるだろう。

しかしバイクは違い、細部まで含めて鑑賞することが多い。融雪剤の上を走行した際は大切なバイクをリフレッシュさせてあげてください。

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