SHOEI HONET ADV ヘルメット新調しました

今回はヘルメットを新調した話です。新しくF850GSを購入したわけですが、私はフルフェイスヘルメットと、ジェットヘルメットしか持っておりません。F850GSはアドベンチャーバイクであり、どちらのヘルメットを使っても問題ないですが、似合うともいえません。ということでヘルメットを追加することにしました。




SHOEI HONET ADV

購入したヘルメットはSHOEI HONET ADVというヘルメットになります。今回のヘルメットはツーリングユースがメインとなる予定なので、スポーツ志向よりも快適性を重視させようと考えていました。まず私が絶対に気にしたいMFJ公認かどうか。

私が他人にヘルメットを購入する際のアドバイスの一つして必ず伝えているのが、MFJ公認が必要かどうかです。草レースでも少し本格的なレースになってくると必ずMFJ公認マークがついた装備を求められます。絶対にレースに参加しないということがわかっている人は、MFJ公認マークがついていなくてもいいと思いますが、もしかしたら参加するかもと思っている人は、MFJ公認マークがついたものを購入するのが良いかと思います。

快適ツーリング仕様ではレースには参加できないことがあるので、レースのためだけにヘルメットをもう1個購入しなければ行けなくなります。勿論、サーキットとツーリングを分けるのが理想ですし、金銭的に余裕があるなら問題はありませんが、できるだけ初期投資は抑えたいという人は、自分がレースに出るか出ないかで購入するヘルメットを決めたほうが、無駄が少なくなります。

前置きが長くなりましたが、このホーネットADVというヘルメットはMFJ公認ヘルメットではありません。SHOEIから出ているMFJ公認オフロードヘルメットはVFXーWRのみとなっています。VFXーWRもいいなと思っていたのですが、私の場合、おそらくMFJ公認マークが必要なオフロードレースには出ないと思いますし、VFXーWRはシールドがありません。ゴーグルをすればいいわけですが、ツーリングユースでは少し使い辛そうだと思い、オフロード先輩方とも相談した結果ホーネットADVになったわけです。

見た目

色は艶ありの黒にしました。少し前までマットカラーが好きだったのですが、マットカラーは汚れた場合、完全に綺麗にするのが難しく、使い込んで来るとマット部分が剥げてくる傾向があったので今回は艶あり黒です。

見た目はよくあるオフロードヘルメットよりも、穏やかなラインで構成されており、どちらかというと、普通のフルフェイスヘルメットにバイザーがついたような形状をしております。個人的にはVFXーWRの方が造形は好みで、ホーネットADVは口元が少し穏やかな部分が物足りなく感じます。

バイザー自体は非常に厚みがあり、高速走行も耐えられそうです。また、バイザー自体にスリットも切ってあり、空気が流れてくれるようで、これも快適性につながっています。

そして目玉はシールド。ホーネットADVはオフロードヘルメットでありながらシールドが装着されています。シールドは開けたり閉じたりが非常に簡単で、ツーリングユースにおいては非常に快適な装備となります。ちなみに私はヘルメットを購入した際、すぐにミラータイプのシールドに変更するので、このホーネットADVもミラータイプに変更しました。スモークは少し濃く、日常使いを考えるともう少し薄めが良かったのですが、ホーネットADVはシールドの数もそう多くなく、このシルバーミラーにすることにしました。

そしてこのヘルメットは、シールドもついていながらゴーグルも装着することができます。目元の構造がゴーグルの形になっており、シールドを全開状態にするとゴーグルがはまるようになっています。勿論ガチガチのオフロードヘルメットではないため、装着できるゴーグルにも制限があるようですが、基本的には装着が可能です。




ゴーグルも後に購入

F850GSを購入してすぐくらいに、友人から初心者歓迎のオフロードレースでてみないかとお誘いをいただき、エントリーすることに。先輩オフローダーからは、「ホーネットADVならゴーグルもあると曇らなくて良いよ」とアドバイスをいただき、ゴーグルも購入。

購入したゴーグルはSWANSのゴーグルです。様々なメーカーからゴーグルは出ておりますが、そこまでこだわりはなく、評判の悪くないものをチョイスしました。選んだポイントは「オレンジレンズ」私の頭の中では黒の艶ありヘルメットに対してオレンジレンズがとても合いそうだと考えていたのですが、個人的にはお気に入りの配色に。なんか速そうに見えてきます笑

走行性能

オフロードのレースはそこまで速度が出るわけではないので空力などはそれほど効率的でなくても問題ないと思います。逆に高速道路が1番速度が出る可能性があり、ツーリングユースの場合、高速道路で頭が持っていかれるくらい風圧を受けると非常に走りにくいということになります。

見た目の部分でも話した通り、バイザーにスリットが切られているので、この部分から風が抜け、不快な感じはほとんどしません。風の抵抗もあまり感じませんし、風切り音も私にとっては気にならないです。勿論横を向くと急激に風圧を受けるので、バイザーのスリットはかなり効果を発揮しているのだなとわかります。

横を向かなくても、横からの風が強く吹くと少し煽られるので、風が強い日に使用する場合は要注意ですね。

ちなみに私がホーネットADVを購入する際、ショップの店員さんと話してた時のことですが、参考までにSHOEI以外でいいアドベンチャーに合うヘルメットがあるかと聞いてみたところ、

「大型アドベンチャーの場合、SHOEIがおすすめです。他のヘルメットはバイザーが薄く強度も低いですし、スリットもなかったり小さかったりするので、高速走行を視野に入れるとホーネットADVが良いと思います」

とのことでした。その他被り心地などは「SHOEIのヘルメットだな」といった感じで、日頃からSHOEIを使用している人にとっては馴染みのある形だと思います。この辺は好みがありますので人それぞれといった感じですね。




最後に

ということで今回はヘルメット新調、ホーネットADVのお話でした。ちなみに私は元々SHOEI派なのでその他メーカーはほとんどわかりません。もちろん各社から素晴らしいヘルメットが発売されているとは思いますが、私は個人的には結構気に入っています。特にオレンジのゴーグルをつけた時は我ながらかっこいいと思っています笑

強いていえば口元のデザインが穏やかなところに物足りなさは感じていますが、とりあえずは大満足なヘルメットとなりました。ちなみにグラフィックモデルも少し検討しましたが、好みのグラフィックがなかったため、黒1色にしました。このヘルメットと共に様々なところへ行きたいと思います。