もて耐2022 にG310Rで参加してみました

今回は2022年のサーキット活動において集大成といえる舞台、もて耐に参加してみたという話になります。この前の記事にサーキット奮闘記という記事もいくつかありますのでそちらも併せて読んでみてください。

G310Rで初めてのサーキット サーキット奮闘記01




もて耐とは

もて耐とは250ccクラスの耐久レースとなっており、https://www.mr-motegi.jp/motetai/about/にて詳しく説明されていますが、参加車両は大まかに

  • オープンクラス
  • NEO STANDARDクラス
  • BRAVEクラス

などと言ったカテゴリのバイクが走行します。これだけだとあまり意味がわかりませんが、要するによくイメージができる国産250ccスポーツタイプの車両とBMW motorrad G310Rが混走するレースと言えます。最大5名までのライダーを登録することができ、その人数で戦い抜きます。

レース自体は7時間耐久と、3時間耐久の2種があり、今回私たちは3時間耐久の方に参加しました。

ブリーフィング〜予選

ブリーフィングはピットロードににて実施され、それが終わると、いよいよ予選ということになります。予選は第一走者と第二走者の合計ラップタイムで争われ、タイムが早いチームほど前のグリッドにつくことができます。

今回私は予選アタックをしないことになっていたので気楽に待たせてもらうことに。3時間耐久の予選が終わると、次に7時間の予選になるのですが、アタックしない人は練習できないのかといえばそんなことはありません。ちゃんとフリー走行の時間が設けられており、そこでその日の調子を確認することが可能です。

ちなみに3時間耐久レースは、7時間耐久レースに比べるとレベルは少し落ち、トップタイムも5秒以上違います。そのため3時間の方がよりエンジョイ感が強くなるわけですが、エンジョイの中にも本気で取り組んでおり、皆さん結構速いです。現在のスキルではトップ10に入るなど到底不可能なわけですが、

  • 転ばず怪我をしないこと
  • 可能な限り上を目指すこと
  • 仲間内のチームに勝つこと

といった3つを目標にして戦っていきます。

予選は仲間内のチームとほとんど同じとなり、スタートも同門の団子状態となってしまいました。これはこれで熱くなってくるわけです。上位では上位での熱い戦いが、下位では下位の熱い戦いがそれぞれ起きているのです。




決勝レーススタート

マシンの最終チェックを済ませ、グリッドに並べます。違反がないように最終チェックを済ませると、もうピットに入れることは不可能となります。スタートはルマン式となっており、コースの片端にはマシン、その逆にはライダーが準備します。スタートの合図とともにダッシュでマシンに乗り込みレーススタートとなります。

レース開始直後も仲間内のチームの距離は非常に近く、しばらく追い抜いたり追い抜かれたりしながら時間が進んでいきます。仲間内グループにて大きく動き出すのがピットが絡み始めてからです。ピットは1人で何分以上走ってはいけないなど、細かなルールはありますが、私たちのチームだと大抵20分〜25分で交代になります。この辺の違いによって団子状態であったチームはバラけ、それぞれが最終チェッカーを目指して周回を進めます。

鍵を握る給油

仲間内で離れてしまっても、ピットで追い抜いたり追い抜かれたりを繰り返し、順位的にはほぼ同じといった感じ。実にこれが最終ラップまで続くという非常に熱い戦いになったのです。そして耐久レースの一番のポイントは「給油」です。よくスーパーGTなどでも給油されているシーンを見ると思いますが、耐久レースですのでもちろんガソリンを入れなければ完走できません。

しかし、給油には細かなルールがあり、

  • 一度に給油できる量は5Lまで
  • 給油をする場合2分以上はコースに戻れない(クラスによっては4分)

となっています。そのため、ライダー交代している隙にちょこっと給油ということは不可能で、必ず2分待つ必要があるのです。5Lの給油自体はのんびり行っても1分ほどで完了できるので残りの1分は待ちになります。そのため、1度給油するピットは1周以上ロスしてしまうわけです。燃費走行という考え方も生まれますし、チェッカーを受ける際にできるだけピッタリな量のガソリンが理想ということになります。

トップチームはこういったマネジメントも含めてレースを行なっていますが、私たちはガス欠するわけにはいかないので少し余裕を持って給油を行うことにしました。しかしこれが最後の最後に響いてきます。




いよいよチェッカー!

さて時間も2時間30分以上経過し、いよいよチェッカーが近づいてきました。ここまでの仲間内での戦いでは私が所属するチームが2位のチームに約2分の差をつけていました。2分というと1周の80%ほどの差ということになります。残り30分を2分30秒ペースで走って12周。1周あたり10秒ほどの差を埋めていければ勝ちなのですが流石にそこまでの差はなく、これは私たちの勝ちかなと油断していました。

最後のピットでは私のチームと争っているチーム共に給油が必要です。最初にピットに入ってきたのは私たちのチーム。即座に給油に入ります。もうすぐ給油時の2分待ちが終わるというタイミングでライバルチームがピットインしてきました。予定通り2分ほどの差があると思っていたのですが、ここでライバルチームまさかの無給油でピットアウト。2分もあったマージンがゼロとなってしまい、最後の最後で直接対決になってしまったのです。

最終走者は私と、ライバルチームのエースでしたが、私の方がアベレージで3秒ほど遅いです。走り出してすぐに追い抜かれてしまうのですが、その後3、4周後ろをピッタリと付き、チャンスを待ちます。

しかしライバルチームは周回遅れを綺麗にパスしたのに対して、私はタイミングが悪くパスができませんでした。ここで勝負アリです。残念ですが、ライバルチームに負けてしまいました。完全に作戦負けです。

終わってみて

最後の直接対決は本当に熱く、ピットでも盛り上がっていたと聞きました。普段自分のタイムと睨めっこしていだけなのに対してレースでは相手が存在します。この時だけは手は抜けず、チームのためにも一つでも順位を上げたいという思いが生まれていました。

これまでにも公開練習などで何回も走ってきたコースでしたし、この日も「もて耐」ということで常時レースをしていたのですが、本当の意味で自分に火がつき、ちゃんとレースをしているというのは最後の数周だったのだと思えます。走り終わった感想としては素直に「レース楽しい」ということでした。

今回は仲間内でのバトルが多かったのですが、みんなでもう少し腕を磨き、もっともっと上の順位を目指せばもっとレースが楽しいと思えてくるかもしれません。




最後に

ということで今年のもて耐は終了して、同時に今シーズンのサーキットライフが終了しました。来年も可能であれば参加させてもらいたいなとは思っているため、この冬に腕が落ちていないかが心配です。そういったことが起きないように現在考えていることがありますので実現したらこのブログでもご紹介できればなと思っています。

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