知人の690DUKE クラッチ全交換エピソード

先日M1000RRのクラッチが壊れてしまったと勘違いした記事を書きましたが、私の知人は実際に壊れたというエピソードを持っています。なかなかレアなシチュエーションで早々起きない可能性の方が高いですが、もし似たようなことが起きた時には参考になるかもしれません。車両は確か690DUKEだったと聞きました。

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ギアレバーが根本から折れる

クラッチ全交換の序章はギアレバーの破損から始まります。ギアレバーが折れるということは特別珍しいことではありません。転倒すれば折れることもありますし、その時折れずとも金属に疲労が溜まりそのうち折れるなんてこともあります。事件の際は5速から6速にシフトアップした時にギアレバーが折れたそうです。折れたのは仕方ないのですが、問題は折れた時に走っていた場所です。

トンネル直前で折れる

折れた場所はトンネルの直前だったそうです。6速に上げた瞬間レバーが折れ、地面に落ちてしまったのですが、パニックになりそのまま速度を落とし、トンネルの中で停車してしまいました。その時わかっていたのはギアレバーが車体にくっついていないことだけらしく、ほとんど路肩スペースもなく後ろからバンバン来る車に身の危険を感じたそうです。

このままでは自分の命が危ないということで、今すぐ走り出してトンネルを抜けてから状況を整理しようと走り始めたのです。

6速のまま…




禁断の6速発進

ギアは当然6速に入ったままで操作が不可能なのでそのまま走り出すことを決意をします。後ろからどんどん追い越されていく車に焦りながら大きく回転数を上げ、過度に半クラッチを使い少しずつスピードを上げいったそうです。6速ですから当然発進速度は出ませんが、40km/hほど出してしまえば後はノッキング状態になりながらも速度を上げていけます。こうしてなんとかトンネルを抜けることができ、広めの路肩に停車することができたそうですが、同時にクラッチも壊れてしまったのです。

クラッチ全交換

なんとかトンネルを抜けることができたのですが、今度はクラッチがスカスカになってしまったといっていました。6速発進に伴う過度な負荷にクラッチが耐えられず、急激に摩耗してしまったのです。たった1回の6速発進によりクラッチを失ったわけです。これにより全交換することになったとか。費用までは聞きませんでしたが、それなりの出費があったと思います。




もし同じ状況になったら

同じ状況になることはなかなかないかもしれませんが、似たような形でトンネル前のトラブルが起きたとしましょう。その際、まだ惰性でも走行できるなら、速度を落とさずトンネルの中は走り抜けたほうがよさそうです。もしくは緊急時に停車できるエリアまで進むべきかと思います。確かに急にギアレバーがなくなったら焦って停車してしまいそうですが、私もこの話を聞いて、もしそれがトンネルの前だったら走り抜けようと教訓になりました。

車両不調により停車後、後続車に引かれるといったケースはよく聞きます。そういった意味では、クラッチ交換程度で命を拾えたと思えれば安いともいえますが、回避する方法があったということに気づいてしまうと後悔も出てくるかもしれません。しかしまずは命を最優先するのが重要ですね。




最後に

ということで知人のクラッチに関するエピソードでした。クラッチの故障などは普段あまり意識しない部分ではありますが、過度に半クラッチを多用するとだんだんと摩耗し、最終的にはクラッチが切れなくなります。半クラをよく使ってしまう方は注意が必要です。赤信号などでギアを落とし忘れて、発進時、発進時面倒だからそのまま走り出すのはクラッチに大きな負担をかけてしまいますので、少し遅れてでも良いので1速まで落としてから発信するのが良さそうですね。

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