初めて本格的にサーキットを走ってみた

今年の目標としていたバイクのサーキット走行。敷居が高く感じていましたがとうとうデビューすることができました。サーキット走行を行うためには乗り越えなければいけないハードルがいくつもありますが 、その辺は別の記事とするとして、今回は実際に走ってみてどんなことを感じたのを話していきたいと思います。

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初めてのサーキット

これまで私は袖ヶ浦サーキットは走ったことがありました。とはいえ、これはサーキットを走るというよりは体験するといったレベル。要するに、体験走行といった感じで先導車の後ろを走るといったものです。この走行会に参加するのですらハードルが高く感じたのですが、今回は1人で(厳密にはマルイチもついてきましたが)の挑戦になります。

向かったサーキットはスポーツランド山梨。このサーキットはミニサーキットに分類され、1週45秒程度、速い人で38切るとか。小さなサーキットで厳しいルールなどがたくさんあるわけではないのですが、とにかく全てにおいて勝手がわからないのでソワソワしながらも1年会員になり、いよいよ走行することに。周りはめっちゃ速そうな人が5台くらいいて「ええい、ままよ」とコースインしました。

使用したバイク

我が家でサーキットに特化したバイクといえばM1000RR。今回はこいつを引っ張り出してとい言いたいところだったのですが、こんな馬鹿っぱやなバイクを扱える訳もなく、びびった私はCB400SBを投入しました。このバイクを選んだ理由は、

  • 我が家のラインナップの中でも遅いバイクであること
  • 転倒した時の金銭的ダメージが少ないこと
  • 目立たないこと

といった感じでした。特にM1000RRは目立ちすぎるので、「あいつ速そう・・・」なんて思われたら大変です。とにかく周りに迷惑をかけないように目立たないように走ることに専念しました笑




走ってみた感想

このスポーツランド山梨というサーキットは峠道のようなレイアウトになっており、低速ヘアピンがいくつもあります。みんなこの区間のスピードが尋常じゃないくらい速いです。私は基本的に公道走行の延長線上で走っているわけですが、サーキット走行は根本的に違うということがわかりました。この辺は別の記事にしたいと思っています。

とにかく周りが速すぎて20分の走行中に何度も何度も抜かれます。それもそのはず、速い人は38秒台で走っているのに対して私は51秒程で走っています。その差は13秒。速い人が3周すると私がいるといった感じ笑 この数字で計算すると20分間の走行で7回も周回遅れにされているということになります。

しかし、相手はめちゃくちゃ上手いので私のことなど存在しないかのように追い抜いていきます。受付の方も言っていましたが、みんな上手に抜いていくから心配しなくて大丈夫だよ。とのことでした。

コースが短いので袖ヶ浦を走ってい時よりずっと長く走っている感覚でした。課題も何も思いつかないくらい無心で走って20分が終了。私はめちゃくちゃ遅いのですがとにかく疲れました。

2本目

サーキットの遊び方がよくわからないので、とりあえず2本目も走ろうと思ってチケット購入しました。1本目に走った方々は、1本走ったら帰ってしまい、「1本だけ走って帰るなんて楽しみ方もあるんだなと」感じます。実は1本目でかなり疲れていて、2本目はやめようかなとも思ったのですがせっかくだからということで走ることに。同じように速い人に何度も抜かれてフィニッシュです。




サーキットは怖かったか

実際サーキットを走ってみて怖かったかというと結構怖かったです。というのも私の乗り方がサーキット仕様になっておらず、バイクをバンクさせていくと、ステップより先に靴が地面に擦ってしまいます。これが本当にびっくりして、一瞬バイクを起こしてしまうんですね。何度擦ってもなかなか慣れず、この辺は時間をかけてライディングフォームを正していく必要があるかなと思います。

あとは低速コーナー。これも私にとっては結構怖く、高速コーナーはバイクが安定しているのでそれほど怖くはないのですが、低速は今の私の乗り方ではふらふらしてしまって怖い思いをしてしまいます。ここから先の話は別の記事で書こうと思っています。

楽しいサーキット

ということで無事転倒もせずサーキットを楽しむことができました。受付の方は、

「ここは速く走る場所ではない。速く走ってもいい場所」

と言われていました。この日の私は超絶に遅かったと思いますが、それでもこれでよかったのかななんて思っています。このコースでは45秒を切るとまぁまぁ速いという感じになってくると思うのでこれから通って少しずつスキルアップしていきたいと思っています。

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