RnineTをお持ちの方はどんなバッグを使っていますか?サイドッバッグやリヤバッグなど目的地や用途によって選ぶものは様々だと思う。
私はRnineTを購入した際に純正サイドバッグをオプションでつけた。というものちょうどディーラーにこのバッグが展示されており、RnineTのスタイリングにぴったりあっていると感じたので、左右セットで購入した。
ちなみに展示品ということもあり少しだけ値引きしていただいた。とてもありがたい。
ということで、今回はRnineT純正サイドバッグについていろいろ見ていこうと思う。
値段・素材・サイズ
左右セットの価格は92,700円となっている。
それぞれの値段の内訳はこんな下記のとおりだ。
部品名 | 個数 | 価格 |
---|---|---|
右サイドバッグ | 1 | 32,200円(税抜) |
左サイドバッグ | 1 | 32,200円(税抜) |
右サイドバッグホルダー | 1 | 11,800円(税抜) |
左サイドバッグホルダー | 1 | 11,800円(税抜) |
素材はキャンバス素材の防水表面素材で、内側はツルツルの防水素材となっている。
チャックはついていないので、完全防水というわけではないが、多少の雨ならカバーしてくれる。精密機器などはジップロックに入れておくと安心かもしれない。
防水インナーにはバックルがついており、連結させ巻いておけば口から水が侵入することはなさそう。防水インナーの中が湿っぽくなる可能性はあるが、ほぼ完全防水となり、大抵の雨なら問題ないだろう。
ちなみにサイズは左右で違う。左側にはマフラーがある関係だと思うが右側の方が大きい仕様だ。
ちなみに左側サイドッバッグはハイポジションマフラーとは併用不可とあるので、RnineTScramblerにはつけられないので注意が必要だ。
まずは右側
- 長さ31×幅35×高さ14 cm容量14リットル
中身を入れてみるとこんな感じ。こちら側の方が大きいので下着やタオル、パジャマなど一泊分の着替えとカメラなやバッテリーどの小物類を入れてみた。
次に左側。
- 長さ31×幅26×高さ14 cm容量9リットル
左側はマフラーがある影響で5リットル分容量が少ない。こちらは完全フリーで空っぽの状態だ。ツーリング先でお土産を買っても問題なく持ち帰ることができる。
ちなみに財布やスマホなどの持ち歩くものはレッグバッグに入れているのでサイドバッグの容量には入れていない。
気に入ってるところ
私がこのサイドバッグで気に入っているところは「取り付けが簡単」なところと「デザイン」だ。
まず一つ目の取り付けが簡単という点については、さすが純正ということもありとてもスムーズに取り付けができる。その秘密はバッグの背面に付いている機構によるものである。
この機構の3点とバイクに取り付けたホルダーの3点を引っ掛けるだけで取り付け完了となる。社外製のものをつけるとなると取り付けに工夫が必要なこともあるが、これはなにも考えずカチャっとつけるだけで完了となる。
社外製のものでシートにベルトを巻きつけるタイプのものだと、サイドバッグを外した際にベルトだけがシートに残るのが個人的にはとても気になる。だが、この純正のサイドバッグはバイク本体にホルダーをついているので、わざわざホルダーを取ったりつけたりする必要はないのである。サイドバッグを外すとホルダーはバイクに残るのだが、フレームとマッチしているのでスタイリングにも問題はないと思う。
二つ目のデザインについては、完全に個人の感想になってしまうのだが、私はとても気に入っている。キャンバス地でカジュアル感もありつつ、シックなカラーで落ち着きもあるので、アルミニウムカラーのRnineTによくあっていると思う。
デザイン違いでレザーエディションというものもあるのだが、こちらは値段が11,100円。少しお高いがレザーの質感に高級感があり、どちらを選ぶかはお好みといったところだろう。レザー部分に関しては防水性が弱そうなので気をつけた方が良いかもしれない。
このデザインについては気に入っているのはバイクについてる時だけでなく、持ち歩いている時もお気に入りなのである。
以前乗っていたR1250Rにはパニアケースをつけていたのだが、いかんせん持ち運びが大変だった。ケースそのものが大きいのでケースだけでそれなりの重量があるし、宿泊先などでパニアケースを外して荷物を持っていこうと思ったらなかなかの重労働になる。
その点このサイドバッグは容量はそこまで多くないが、布製なので軽く、持ち運びには苦労しない。ショルダーベルトも付属しているのでちょっとしたショルダーバッグとしても使用できる。鍵が付いていないので貴重品を入れるなら持ち運びが必須になるかと思うが、このバッグなら普通の鞄のように違和感なく持ち歩けると思う。
気になるところ
逆に気になるところは3点ある。
一つ目は「右側のタンデムステップがしまえない」ことである。
右側のタンデムステップをしまった状態だとサイドバッグと接触してしまい、バッグが取り付けられないのである。なのでサイドバッグをつけるときは常にタンデムステップが出ている状態になる。
これだけギリギリの位置にバッグが付いているので、パッセンジャーはステップに足を乗せるとバッグに足がぶつかってしまう。私が後ろに乗らせてもらった時は、ガニ股になってかかとを乗せるようなイメージで足をおけば問題なく使用することができた。
二つ目の気になるところは「バッグの金具がハンプカバーに接触する」ことだ。
バッグの留め具は金属でできており、むき出しになっている。これが無造作にバッグを開けるとリヤハンプカバーに当たり、カキーンとクリーンヒットしてしまったような音がする。これまでに何度もぶつけてしまったのだが、今のところハンプカバーには傷がついていない。
そこまで気にする必要はないのかもしれないが、すごく傷つきそうな音がするので気を使うところである。実際に私は蓋をくるくる丸めながら開けるようにしている。
三つ目は「日焼けしやすい素材」であるということだ。
購入してからおよそ1,800km走行してきた。保管場所はガレージ内なので、外気に当てられている時間はツーリングしている時のみと考えて良い。ちょっとしたツーリングなら容量の大きい右側だけつけていくことも多く、左右のサイドバッグで使用している時間が違う。
この条件をふまえてバッグを見てみてほしい。明らかに右サイドバッグのほうが色褪せているのがわかる。
ちなみに蓋を開けるとさらに色の違いがよくわかる。蓋のラインのところでちょうど色が変わっている。
ダルマッサイはそこまで気にしていないようだが、私は正直かなり気になるところである。使い始めてまだ半年も経っていないのにここまで色あせてしまっては、すぐにみすぼらしいサイドバッグになってしまいそうである。これから購入予定の方は色あせ予防に布用の紫外線防止スプレーを使ってみるといいかもしれない。
純正のリヤバッグとは併用不可
サイドバッグを購入した時にはわからなかったのだが、BMW Motorradのホームページの情報によると純正サイドバッグと純正リヤバッグは併用ができないのだそうだ。
RnineTでキャンプに行くためにはリヤバッグが必要になる。できれば純正リヤバッグを購入して統一感をもたせたいと思っていたので悩ましいところである。
YouTubeのコメントで教えていただいたのだが、サイドバッグの裏板の上部がリヤバッグと接触してしまうそうで、併用したい場合はサイドッバッグの裏板を短く加工する必要があるとのこと。この加工をするとサイドバッグ自体が少し垂れてしまうそうで、リヤバッグが載っているときは気にならないがサイドバッグのみを付けているときはスタイリングが変わってしまいそうで、また悩ましいところである。
最後に
ここまでいろいろ話してきたが、個人的にはとても気に入っているサイドバッグだ。やはり取り付けが簡単というところがとても気に入っている。バイクは乗り出すまでにとても時間がかかる。
着替えて、グローブを付けて、ヘルメットをつけて、ブーツを履いて…
さらにバッグを付けてずれないか確認して…という
出発までの様々な困難の一つを解消してくれたのである。加えて持ち運びにも適した軽さとデザイン。
実際にRnineTとサイドバッグを手に入れたことで
「今日ちょっとあそこまで行こうか」
ということが増え、ツーリングに出かけることも増えた。
マフラーを替えたりハンドルを替えるのもカスタムの楽しみだが、お手軽なところでサイドバッグを変えてみるというのもなかなか満足度の高いカスタムになるのではないだろうか。
すみません、最近このバッグを購入し、
この記事を見つけました。
以下、既にご存知かもしれませんが。
内側はご記載の通り防水素材で出来ていて、
本体にはマジックテープでとめられています。
これは取り外して、口を閉じてからクルクルと
巻き、両端のバックルを噛み合わせて
防水のインナーバッグとして使用します。
こうすれば、バッグ本体は濡れても、
インナーバッグの中身は濡れずに済みます。
コメントありがとうございます。
先程実物を見ましたが、確かにバックルがついており、
巻けるようになってますね!
あまり意識してなくて気がつきませんでした…
これなら衣類など濡れて困るものを入れても、
大抵の雨なら防げそうですね。
情報ありがとうございました!
返信ありがとうございます。
このバッグ、ワンタッチでつけ外しでき、
私も気に入っています。
実は以前にも持っていたのですが
走行中に外れ行方不明に。
しっかりはまっていなかったんですね。
そんなことで、しばらく別のを使っていました。
お気をつけください。
そうだったんですね
ちなみに私も一度ハマりが悪く、落としたことがあります。
その時は田舎道で、2人で走っていたため、
落ちた瞬間に気がつき、すぐに取りに行くことができましたが、
流れの強い幹線道路だった場合は大変だったと思います。
装着状態には気をつけて使っていこうかと思います!