このブログの中でもちょくちょく登場している我が家のガレージ。バイクに汚れがつかなくなったり、盗難のリスクに怯えることもなくなったり、本当に作ってよかったなぁと日々感じている。完成してから約半年が経ち、棚の飾りやインテリアも揃ってきたので、改めて我が家のガレージをご紹介してみたい。
ガレージの広さ
今現在所有しているバイクはM1000RR・RnineT・CB400SB・200DUKEの4台。それと自転車が2台あるので、ガレージには6台の車両を保管している。なので広さもそれなりに必要になるのだが、斜めに3台、壁沿いに3台という形でなんとか収まっている。
右側のシャッターが出入り口になるのだが、奥のバイクを出すには手前のバイクから順番に出さなければいけない。一見手間のように思えるが、1番奥に置いているM1000RRは滅多に乗ることがないので問題なし。真ん中のCB400SBは基本ソロツーリングはせず、1番手前のRnineTと一緒に出すことになるのでこれも問題ない。
バイクとバイクの間を抜けるのが少し狭いので、欲を言えばもっと広いスペースを確保したかったが、200DUKEは近々知人に譲る予定なので、もう少し余裕が生まれると思っている。なによりもこの後紹介する鑑賞スペースを設けるためにはこのサイズが最大マックスなのだ。
家からそのまま行けるガレージ
このガレージは家の中から直接ガレージに行ける、おしゃれにいえばビルドインガレージだ。バイクが置いてあるところの1段高くウッドデッキを敷き、靴に履き替えなくてもガレージにアクセスできるようにした。
バイクガレージが完成するまでは車用のガレージにバイクを保管し、そこに椅子を置いてバイクを眺めていた。しかし車用のガレージに行くには靴に履き替えて、ガレージの鍵を開けるという手間があり、だんだんと足を運ばなくなっていた。
それが今ではリビングから横を見ればバイクが鎮座している。M1000RRが納車された際に「これはずっと眺めていたくなるバイクだなぁ」と思ったが、そんなことも可能になった。意識しなくても生活の一部にバイクが入り込んでいる感覚になるので、「今日ちょっとバイク乗ってみようかな」なんていう機会も増えたように思う。
照明
照明は埋め込み式のLEDライトを4か所に設置。この主照明の他にスポットライトを設置した。
このスポットライトは任意の方向にライトの向きを変えることができる。これにより4台のバイクそれぞれに光を当ててあげることができるので、どのバイクも主役級の輝きを放ちとても見栄えがよくなった。さらには光量の調節もできるので、ちょっとシックな気分の時には少し照明を落したり、逆に最大まで明るくしてガレージ内での作業をやりやすくしたりと、状況にあった空間の演出がスポットライトのおかげでできるようになった。
今日はガレージには行かないなぁなんて時は光量を最大まで暗くして閉店後のディーラーみたいな雰囲気にする、なんて遊びもできる。
内装・壁紙
内装はいつもお世話になっているディーラーのBMW Motorrad世田谷店のスペースの一角を参考にさせていただいた。グレーのストーン調の壁紙に、1面だけ木目の集成材を貼ることでダークな印象になりすぎずかっこいい雰囲気に仕上がった。
壁には棚をつけてヘルメット置き場や、小物を置けるスペースを作った。
また、1面だけ木材を使用したことで壁に何か打ち込みたい時にはここに穴を開けることができるという、おしゃれと実用性を兼ね備えた内装となっている。
ガレージのバー
ガレージにバーを作るというのは絶対に譲れない計画の一つであった。この棚は今はスカスカだが少しずつお酒を増やしている最中。ツーリングで訪れた道の駅でその土地のお酒を買うという楽しみも増えた。そしていつかこの棚がいっぱいになったら、やっとお酒を開けていって、チビチビ飲もうと思っている。
ダルマッサイはここでグダグダしながらお酒を飲んでいる時間が最高に楽しいと言っていた。完全に同意である。お酒の種類が増えれば居酒屋に行く必要がなくなるなぁと感じるくらい、ここは我が家の中でもお気に入りの場所になっている。
計画段階ではガレージ内に作業台も作りたいと思っていたのだが、そうするとバーのスペースが狭くなってしまう、とのことで作業台は諦めてバーを優先した。結果的には大正解で、私たちは自分でバイクをいじることがほとんどないし、洗車したりちょっとした作業をするときはガレージの外にバイクを出してしている。もしこれからガレージを作ろうと考えている方で、あまりバイクいじりはしないという方は作業台よりもバーを作ることをオススメしたい。
鑑賞スペース
バーの他にソファを置いてバイクを鑑賞する場所もある。
ソファの後ろのシャッターは家の裏の倉庫につながっている。このままでは開かないが、実はソファの下のウッドデッキは移動できるようになっているので、大型の荷物を搬入する時にはウッドデッキごとソファを動かしてシャッターを開けるような仕組みとなっている。
とはいえ、ここを動かすにはバイクを出さなければならず、結構な大仕事になるのでできれば開けたくない、開かずのシャッターとなっている。
エアコン完備
せっかくビルドインガレージにして気軽に足を運びやすくしたとはいえ、夏暑く・冬寒いガレージには行く気がしない。まだ本格的な夏は経験していないのでどのくらい涼しくなるかわからないが、冬の寒さは正直エアコン1台では耐えられず灯油ストーブも併用していた。出入り口がシャッターなのである程度は仕方ないかなと思っている。
地味にお気に入りなのがエアコンのカラーリング。元々は普通の白いエアコンなのだがガレージの雰囲気に合わせてマットブラックに塗装してもらった。これが最高にかっこよくて、悪目立ちもせずにガレージにマッチしている。
ガレージライフを満喫しよう
ガレージが完成して約半年。いままでは「バイクに乗らなきゃ!」的な使命感がどこかにあったのだが、バイクガレージが出来てからはすぐ横にバイクがあるのでそういったプレッシャーみたいなものがなくなった。かと言ってバイクに乗る機会が減ったのかといえばそんなことはなく、以前よりも「乗りたいな…」と思うことが増えた。バイクの保管状態も良くなり、ドライバーのバイク欲も増すとは恐れ入る。
バーのお酒が増えたり、壁の棚に置くものを選んだり…まだまだ我が家のガレージは完成していない。これからも進化していく様が楽しみでしょうがない。