我が家のバイク地震対策

いつ起こるかわからない地震。自分の不注意で転倒させてしまった場合は諦めもつくのですが、自分の力が及ばないところでバイクを転倒させてしまうとショックも大きいです。(逆にしょうがないとも思えるかもしれませんが) 今回は我が家のガレージでの地震対策の話をして行きたいと思います。




我が家のバイクたち

私が現在所有しており、ガレージに納めているバイクは全部で4台。もし1台でも倒れてしまうとドミノ倒し状態となる可能性が高く、ある程度は対策しておくことが重要と考えています。特にフルカウルでありウィングも搭載されているM1000RRに関しては修理費用もかなりの高額になることが予想されるため可能な限り地震による転倒を防ぎます。

実施してる地震対策

とはいえ特別な対策を講じて要るわけではなくやっていることは非常に簡単。ブレーキを握った状態にしておくことだけです。使っているのはデイトナの簡易パーキングブレーキ。

こういった簡単なパーツを取り付けています。Amazonで購入することができ、900円ほどで手に入れることができます。これをアクセルとハンドルに引っ掛けておくことで常時ブレーキがかかった状態になるので車体が不用意に動き出すことを防止することができます。

効果はあるのか

実際の効果は地震がきてみないとなんともいえませんが、震度4程度ではなんの問題もありませんでした。地震はいつ来るのかわからないところが非常に怖いです。来るタイミングがわかっていれば強固な構造物に括り付けることなど対策することは可能ですが、それを毎回するのには労力となり、バイクに乗ろうとする機会が減ってしまうかもしれません。

バイクとはサイドスタンドで保管することが多く、3点が地面と接触している形になります。フロントタイヤとリヤタイヤが地面と接触しているのがポイントで、揺れがきた場合、サスペンションが揺れを吸収してくれるため転倒しにくくなります。しかし、これは確実に前後に動かない状態でなければ効果を発揮しません。ニュートラル状態で保管していると地震が来た際、車体は前後に揺れてしまいます。しっかりとブレーキがかかっていれば、揺れも吸収できるのに動いてしまうとさらに変な力が加わり転倒につながります。

バイク屋さんなどではほぼ確実に1速の状態で保管していると思います。私はニュートラルの状態で保管しているバイク屋さんを見たことありません。これも車体が動かないようにする工夫で、バイクの数が多いバイク屋さんでも簡単に実施できるわけですね。しかし、1速の状態でも微妙に車体は前後します。より揺れを吸収させるために上記のようなアイテムを使っているという感じですね。

また絶対にやってはいけない保管方法は、センタースタンドによる保管です。これも同じく3点で維持されますが、前後のタイヤは地面についたりつかなかったりしますし、そもそもサスペンションが動きません。ですので整備中などやむおえない場合以外はサイドスタンドで保管することをお勧めします。

この製品の気になるところ

この商品、安価で非常に良いものであると思っていますが、構造が単一で、バイクによってはブレーキが遠く挟みにくいことも起こります。強引にブレーキレバーを縮めて取り付けるわけですが、これがバイクには悪そうだなと思ってもいます。もう少し高い商品だとアジャストできる物もあるのであまり窮屈なようであれなこの製品を使わない方が良いかもしれません。また長期間これを付けっぱなしにしているとブレーキに悪影響を及ぼす可能性があるので、適度に使う車体に対して使うのが良いかと思います。

台風にも効くのか?

この製品は台風には効かないと考えて良いと思います。もちろん何もしないよりは良いと思いますが、スタンド側から煽られるように風が吹く場合、ブレーキをしていようが反対側に倒れる可能性が高くなります。ただ、台風などは予測することができるので強めの台風予報が出ている場合は強固な構造物に括り付けて対策をとったほうが良いかと思います。




最後に

いつくる変わらない地震。日常的に強固な対策をとるととんでもなく面倒になりますが、こういったパーツは簡単に取り付けられるので忘れず毎回セットできていると思います。これを付けたからといっても絶対に地震に対して点灯しないということはありえません。震度7などの大地震が来れば流石に倒れるでしょう。それはそれで仕方ないことですが、中規模な地震で対策を施していたバイクが助かって、なにもしていなかったバイクだけ転倒したということがないように私は日常的に対策を続けています。