ポルシェは基本的に壊れません。というか壊れにくいという話を良く聞きます。しかしそれは、走行不能になるほどの故障はないという話だと思いますし、軽微な故障はあるというのが私の認識です。軽微な故障はあると言いながらも自分のマカンターボは大丈夫なんて甘く考えていましたが、なんと我が家のマカンターボに故障箇所が出てきしまい、修理することに。故障箇所はポルシェスポーツエグゾースト。要するにポルシェ純正オプションマフラーです。今回はどういった故障かを話していこうと思います。
ポルシェスポーツエグゾースト
以降はPSEと省略しますが、PSEとはポルシェのオプションマフラーのことで、マカンターボの場合価格は400,000円以上。デザインも変りますが一番のポイントは、可変バルブがついているということです。室内のボタンで操作することが可能で、PSEをONにすれば勇ましい音に変貌するという代物。
私はこのPSEとポルシェ製3.6L V6エンジンのサウンドを非常に気に入っており、乗る際は必ずONにします。乗り始める儀式のようなものですね。マカンターボは静粛性が高く外の音はあまり入ってこないのでマフラーの音も同様に入ってきません。外で聞くとかなりうるさいと思いますが室内だと案外静かでそのせいもあってPSEをONにしてしまいます。
そして今回このPSEが壊れた。というより壊れていたという方が正しいです。
どんな不具合か
PSEの故障と言っても複雑な構造をしているものではないので予想がつく人はついていると思いますが、故障症状はフラップが動かなくなっていたということです。12ヶ月点検時に発覚したのですが、片方のフラップが動作しないという状況だったようです。このとき私は
「え?んじゃバルブ解放されていたのは片方だけでONにしても音量は半分に抑えられていたということ?もっとうるさくなるの?ワクワク」
と思っていたのですが、結果はその逆で、開きっぱなしであったということでした。ですので、通常時でも少しうるさいという状態だったわけですね。エンジンをかける前にPSEをONにし、ノーマルの状態ではほぼ乗らない私にとっては日常の使用でわかるはずもない故障だったのです。
いつから故障していたのだろうか。
修理費は?
さぁ問題の修理費ですが、私は延長保証(アプルーブド保証)に入っているため、1円もかかりませんでした。とはいえ実際いくらだったのか気になったので営業マンに聞いてみることに。フラップ部分のみの修理や交換といった形にならず、assy、すなわち1式交換となるとのこと。どこまでが1式パーツとされているのかはわかりませんが、費用は工賃含めて40万円〜50万円になるとのことでした。(本当かよ・・・)
アプルーブド保証が年間11万円強なので、4年分くらいは元を取ったといえそう笑 いやー入っていてよかった延長保証。
修理時期に関しては、残念ながら12ヶ月点検の間で完了せず、パーツをドイツ本国から取り寄せになり、2週間から4週間くらいかかる見込み。音量が下がってしまっているということであればテンション下がりますが、開きっぱなしなので特に問題ありませんし、走行に支障が出る部位でもないので修理はいつでもいいかなと思っています。
体感できない修理なのでせっかく保証で新しくなってもテンション上がらないのは残念。
最後に
今回はポルシェの故障の話でした。ポルシェは壊れにくいとは言われておりますが、高性能な車であることは間違いなく、さまざまな部位の計測をおこなっています。これらが動作不良などを起こし、チェックランプがつくなんてことはアナログな車に比べて多いのは間違い無いと思います。
ポルシェディーラーで整備してもらっている限りではそういった故障が出た場合、そのままにして乗るという選択肢はあまりなく、修理してくださいということになると思います。こういった場合ちょこちょこお金がかかるのも維持費が高いと言われる所以ですね。
我が家のマカンターボはまだ7歳なので大きな故障は出ておりませんが、今後歳を重ねていくと様々な場所が傷んでくると思います。その際はこのブログでも紹介していきたいと思います。ポルシェ